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実質国民総所得の減少

Posted June. 03, 2006 03:12,   

今年に入って貿易条件が引き続き悪化し、実質国民総所得(GNI)が1年ぶりに減少した。

指標上の景気が良くなったとはいうものの、実際に使える所得は減り、体感景気はむしろ悪くなっている。

また、第1四半期(1〜3月)の実質国内総生産(GDP)の増加率(前の1四半期)は1.2%で、4月に発表された推定値(1.3%)より低下し、今年5%の経済成長率の達成は難しいとの憂慮が出ている。

韓国銀行(韓銀)が2日に発表した「2006年第1四半期の国民所得(暫定)」によれば、物価などを勘案した国民所得の購買力を表す実質GNIは169兆5000億ウォンで、前の四半期(170兆6000億ウォン)より0.6%減少した。

実質GNIが減少したのは、昨年、第1四半期後、1年ぶりだ。

韓銀・経済統計局のチェ・ドクチェ次長は「原油価格を含めて、国際原資材の価格が急騰し、ドル安・ウォン高が進み、貿易条件が急激に悪化したためだ」と話した。

貿易条件の悪化による実質の貿易損失額は、第1四半期は16兆8000億ウォンで、四半期基準で史上最大だった。

第1四半期の実質GDP増加率は前の四半期 に比べて1.2%で、これを年間の増加率に換算すると4.9%と韓銀は説明した。もし今年第1四半期の成長傾向が年末まで続いたら、経済成長率の5%達成は難しいという意味だ。

特に、機械類の投資不振が続き、設備投資が前の四半期より0.4%減少した。2004年第4四半期(10〜12月)に0.9%減った後、第5四半期ぶりのことだ。

◆交易条件:一国の商品と他国の商品の交換割合。商品を一単位輸出した際、輸入することができる商品の単位数を言う。



smhong@donga.com