
世界ショートコース水泳選手権大会(FINA World Swimming Championships)によって「ワールドスター」に浮上したパク・テファン(17、京畿高校)が、今季初の韓国国内大会である、第78回東亜(トンア)水泳大会(東亜日報社主催、大韓水泳連盟主管、18日〜22日、蔚山ムンス室内プール)に出場し、韓国新記録の更新に再挑戦する。
パク・テファンは今月初旬、世界選手権で2個の銀メダルを獲得し、世界的に注目された。彼は、東亜水泳大会との縁も深い。05年の同大会で、200メートルと400メートルの自由形で韓国新記録を更新したのを皮切りに、1年間、国内外の大会で7回も韓国新記録を塗りかえたのだ。
パク・テファンは今大会で、男子高校部・メドレーリレーの400メートル(19日)、800メートル(20日)、混合メドレーの400メートル(22日)など団体戦にのみ出場する。個人競技に出場しないのは、世界選手権での疲労がとれていない、と判断したため。だが、メドレーリレーの最初の泳者の記録は、正式記録として認められることから、記録更新の道は開かれている。とりわけ、自由形で200メートルずつ泳ぐメドレーリレー・800メートルで記録が更新される可能性が高い。メドレーリレー・800メートルの韓国記録は1分49秒70で、パク・テファンが05世界選手権で打ち立てたもの。
一方、今回の大会には、メドレーリレー、ダイビング、水球、シンクロナイズドスイミングの4種目に、韓国国内トップクラスの選手およそ1300人が出場する。公営放送KBSテレビ(韓国放送公社)第1チャンネル(19日)と第2チャンネル(20日)が午後、試合を生中継する。
kimsk@donga.com






