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金東進と李天秀が2発、クロアチアに2−0と快勝

金東進と李天秀が2発、クロアチアに2−0と快勝

Posted January. 31, 2006 03:21,   

祖国のサッカーファンたちに素敵なゴールで旧正月のプレゼントを贈った金東進(キム・ドンジン、24、FCソウル)と李天秀(イ・チョンス、25、蔚山)。

29日、香港スタジアムで行われたサッカーのカルズバーグカップ1回戦のクロアチィア戦。

左バックの金東進は痛烈な30mのミドルシュートで先制点を、続いて右ウィングの李天秀が風のように相手DF陣を突破して追加点を決め、韓国の2−0勝利を導いた。

金東進は前半35分、ハーフラインで白智勲(ペク・ジフン)の空間パスを受けて中盤の左サイドまでドリブルで駆け上がり、隙ができると迷うことなく左足でシュート。金東進の奇襲シュートは、まるでクルーズミサイルのように飛行し、ネットの左下に突き刺さった。金東進の国際Aマッチ2弾目。金東進は、2004年12月19日のドイツとの親善試合で、雷のような左足ミドルシュートでAマッチ初ゴールを記録しており、この日のゴールは1年1ヵ月ぶりとなった。

特に、この日は1982年1月29日生まれの金東進の24回目の誕生日でもあり、喜びは人一倍だった。

後半4分には、李天秀のつま先が火を噴いた。GK李雲在(イ・ウンジェ)のゴールキックを

李東国(イ・ドングク)がトラップして出したパスを、右サイドから攻め込んでいた李天秀がペナルティー・エリア外で放った右足シュートが、ゴールの左に吸い込まれた。李天秀も「ボンフレール監督」時代の2004年9月8日、ベトナムとのワールドカップ(W杯)2次予選で絵に描いたようなフリーキックを成功させて以来1年4ヵ月ぶりのAマッチゴールの味だった。Aマッチ通算記録は54試合6ゴール。

金東進は、「駆け上がった後にパスを出せるところが見当たらなかったので、そのままシュートした。かなり遠かったので入るとは確信が持てなかった」とし、「DFとしての仕事に重点を置くが、攻撃チャンスが来たときは積極的にからみたい」と話した。

李天秀も、「アドフォカート監督が采配を取って以来の初ゴールを決められて嬉しい。いつも初ゴールを入れるまでが問題だが、これからはもっとよくなると思う」と自信を語った。金東進と李天秀は30日の練習でも始終明るい表情だった。



bluesky@donga.com