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海外の一部専門家「スナッピーも検証を」

海外の一部専門家「スナッピーも検証を」

Posted December. 20, 2005 08:32,   

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読売新聞が19日報じたところによると、ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソック)教授研究チームの論文をめぐる波紋を究明するため、欧米の専門家が発足させた独立調査チームの関係者は、黄教授が発表したクローン犬の論文について、少なくとも3、4ヵ所に疑惑があるという証拠を得ていることを明らかにした。

米マサチューセッツ州ウースターに本社をおくバイオ工学会社「アドバンスト・セル・テクノロジー社」(ACT)の副社長ロバート・ランザ博士は17日、同紙とのインタビューで、黄教授が今年8月に英ネイチャー誌に発表した世界初のクローン犬(スナッピー)についても、共同検証を提案していた欧米チームの確認調査を受けるよう強く求めている。

ランザ博士は、クローン犬の論文をめぐる疑惑について「証拠を握っている」としたうえで、黄教授が胚(はい)を分割して双子や多胎児を作り出す技術の専門家であったことを指摘し、クローンを偽装することが可能だとした。

ランザ博士は、偽装を見破るためにはミトコンドリアのDNAを分析する必要があるため、もとの犬とクローン犬の比較分析を行うことを求めている。

これに先立ち、英エジンバラ大のイアン・ウィルムット教授とランザ博士ら8名は、黄教授の論文をめぐる議論について、自分たちと協力して独立的な実験を行うことを提案したことがある。



parkwj@donga.com