Go to contents

朴主永VS李天秀、MVPは誰?

Posted December. 09, 2005 07:50,   

한국어

「最優秀選手(MVP)は、当然、朴主永(パク・ジュヨン)選手じゃないですか」。

「いいえ。李天秀(イ・チョンス)の活躍がもっと目立ったんですよ」。

最近、プロサッカー担当記者たちはFCソウルと蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)関係者の電話や携帯の文字メッセージのため、頭を悩ませている。大体がソウルの朴主永(20)と蔚山の李天秀(24)を選んでほしいという願いだ。記者団投票で選ぶMVPは、28日発表される。

朴主永は今年がプロデビュー元年であるにもかかわらず、カップ大会とレギュラーリーグで、18ゴール4アシストの猛活躍を繰り広げた。平均2万名以上の観衆を集めた「朴主永シンドローム」は、プロサッカーの活性化に大きく貢献したと評価された。

李天秀はスペインに進出したが失敗した後、シーズン中盤にKリーグに復帰したにもかかわらず、チャンピオン決定1次戦でハット・トリックを記録するなど、レギュラーリーグとプレーオフで7ゴール5アシストを記録して、チームを9年ぶりにトップに押し上げる主役になった。

まさに薄氷の勝負となっている。そのため、所属チームの関係者が「うちの選手を選んでほしい」と積極的にロビー戦を展開しているわけだ。.

ソウルは所属チームの「ニュース・レター」の特別号に、「朴主永がMVPにならなければならない10の理由」を詳しく説明して記者団に配っている。「画竜点蕭で今季を仕上げることができるよう助けてください」というメッセージを送ったりもしている。朴主永が直接記者たちに「今年1年間、見守って下さってありがとうございました」という電子メルを送ったりもした。

またソウルは、朴主永が今年韓国経済に及ぼした効果が、1700億ウォンに達するというスポーツ・マーケティング専門調査機関のSMSの報告書の内容を大きく浮上させている。SMSは、朴主永が△直接経済効果126△波及効果613億ウォン△FCソウル広告効果など計1755億ウォンの効果を誘発したと発表した。

蔚山は主に、電話で記者団を攻略している。ある関係者は、「9年ぶりの優勝には李天秀の力が大きかった。シーズン中盤に合流したのにチームをプレーオフに導き、優勝まで獲得した。チームがプレーオフに進めなかった朴主永とは桁が違う」と説明している。

ヌリクン(ネチズンの韓国語)たちも、MVP選定関連記事に数多くの書き込みを残して議論している。このような両チームの熱を帯びたロビー戦とヌリクンの反応に、韓国プロサッカー連盟は「シーズンが終わったものの、まだまだKリーグは続いているようだ」と述べて、喜んでいる雰囲気だ。スポーツ専門誌3社が選定したMVPでは、朴主永が2勝1敗でリードしている状態だ。果たして最後に笑うのは誰になるだろうか。



yjongk@donga.com