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ソウル大学医学部、「専門大学院断念」最終決定

ソウル大学医学部、「専門大学院断念」最終決定

Posted November. 04, 2005 07:13,   

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ソウル大学医学部は、現在の医学部教育制度を維持し、専門大学院に切り替えないことを最終決定した。

国立大学のソウル大学が教育人的資源部(教育部)の医学専門大学院導入政策に反対したことで、他大学にいかなる影響を及ぼすかが注目される。

ソウル大学は3日、「先月21日、医学部主任教授会議を開き、医学専門大学院に転換するかどうかを論議した結果、専門大学院は教育の未来に望ましくないと判断した」とし、「教育部がブレイン・コリア(BK)21事業から除外し、研究費の支援が中断されることを甘受しても、現制度を維持することに決めた」ことを明らかにした。

韓準九(ハン・ジュング)医学部企画室長は、「医学専門大学院は長所もあるが、社会的コストがかかり、男性の場合、兵役のために志願者が高齢化するなど、多くの問題がある」とし、「進学者の多くが、研究よりは高収入を念頭に置いており、研究力の向上も期待しがたい」と述べた。

転換に反対してきた延世(ヨンセ)大学、漢陽(ハンヤン)大学などの主要私立大学は保留の立場だが、BK21事業から排除されることを憂慮して、進路を悩んでいる。

延世大学医学部は2日、教授10人で構成された「専門大学院制度動向探索委員会」(仮称)を構成して、専門大学院を導入するかどうかについて検討している。

延世大学の関係者は、「5月の全体教授会議で、医学専門大学院に切り替えないことに決めたが、政府のBK21事業支援を無視できず、12月までに最終結論を下す考えだ」と話した。



likeday@donga.com