まだ馴染みの薄いユニフォームだが、汗の臭いはすでに染み込んでいた。
東部(トンブ)のチョン・チャンジン監督とKT&Gの金ドンクァン監督。21日開幕する今シーズンで、二人は新しいチームのベンチに座る。オフシーズンに、東部はTG三宝(サムボ)を、KT&GはSBSをそれぞれ買収したのだ。
デビューの舞台が近づいているが、シーズン初盤には苦戦が予想される。
2年連続チャンピオンを狙う東部は、売却決定が遅れて選手たちの士気が落ち、練習時間も足りなかった。チョン監督と看板センターの金ジュソンは国家代表で選び出され、先月になってからチームの練習に合流した。KTFに行ったポイントガードのシン・キソンの空白も大きいようだ。
前シーズン、ベスト4入りの突風を巻き起こしたKT&Gは、主力のヤン・ヒスンと金ソンチョルが負傷で今週からやっと練習を始め、特急外人選手として名を馳せたダンテ・ジョンスの威力も弱まったという評価。その上、KT&Gはハードなスケジュールを理由に、チーム設立式さえせず、選手団のやる気が弱まったのが事実。
しかし、チョン監督と金監督は内心、優勝まで狙っているような自信をうかがわせた。チョン監督と金監督は、「より新鮮なイメージで、ファンに良い試合が見せられるよう努力する」と口をそろえた。
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