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裁判所が骨董品の価格を付けた

Posted September. 22, 2005 07:44,   

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「被告人が盗んだ『青瓷象嵌雲鶴文梅瓶』の客観的な価格は7億ウォン程度だと判断されます。裁判所としても前例のないことなので、苦心のあげく下した決定です」

裁判所史上初めて、裁判で高価な骨董品陶磁器の価格が決まった。

ソウル高裁刑事6部(金竜均部長判事)は他人の陶磁器を盗んだ疑い(特定経済犯罪加重処罰法上詐欺)などで拘束起訴された古美術品販売業者イム某氏(52)の、14日の抗訴審宣告公判で、このような決断を下したことが21日、確認された。

裁判所は「陶磁器価格によってイム氏に適用する法と形量が決められるため、陶磁器の価格を先に決めなければならなかった」と説明した。

問題の陶磁器は、12世紀高麗(コリョ)時代の作品。韓国ではこれまで取り引きされたことがない、と裁判所は確認した。裁判所は「1997年4月頃、米ニューヨーク・クリスティ・オークションで同陶磁器が71万7500ドル(約7億ウォン)で落札された事実がある。これに加え、被告人の警察供述などを考慮し、陶磁器価格を決めた」と発表した。



verso@donga.com