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性売買特別法違反の取締り実績—問題点

Posted September. 21, 2005 07:22,   

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▲1年間の取り締まりの実績が初期1ヵ月の3倍〓警察庁は性売買特別法の施行後の1年間で、性売買集結地にある店が、全国的に見て、法施行以前の1679ヵ所から1061ヵ所へと36.8%減っており、従事者は5567人から2653人へと52.3%減少したと20日、発表した。

同期間に検挙された性売買事犯は前年同期比(1万3998人)の16.2%増である1万6260人。

このうち、性売買事業主と性購買男性は1万1474人で70.6%を占めており、性売買集結地にある店の事業主及び従事者などの女性は29.4%だった。検挙された女性のうち987人は性売買被害女性の保護規定によって処罰されなかった。

年齢別の性売買事犯は21〜30歳が32.8%、31〜40歳が33.4%で、職業別では会社員が40.6%で最も高い割合を占めた。

警察庁は今年3月、性売買集結地の店が1679ヵ所、店に従事している女性が2736人に減少したと発表した。これは、最近6ヵ月で性売買集地の店が10ヵ所(0.2%)、性売買従事女性が83人(1.4%)減少した事を意味する。

また、性売買事犯は法施行後の1ヵ月間4157人だったが、その後11ヵ月は1万2103人だった。1年間の取り締まり事犯が、初期1ヵ月間の取り締まり実績の4倍に達しなかったということだ。

これに対して、警察庁の李錦炯(イ・グムヒョン)女性青少年課長は、「初期は性売買事犯を集中的に取り締まったために表れた現象」とし、「性文化の改善は取り締まりと性売買従事者のリハビリ対策などが同時に行われなければならない」と話した。

▲類似性行為ジレンマ〓今年2月と7月、ソウル西部地裁とソウル中央地裁は手を利用した類似性行為に対して、異なる判決を下すなど混乱が続いている。また性売買集結地が減少した地域では、類似の性行為の店が横行している。

警察は7月初めから最近までの100日間、類似性行為の店に対する特別取り締まりで事業主及び性購買の男性597人を摘発し、571人を立件して26人を拘束した。

警察庁の関係者は「今度の国会で『口腔、肛門だけでなく、手など身体の一部または道具を利用した類似の性行為を禁止する改正案』が発議される可能性が高い」とし、「同法案が通過すれば、類似性行為も大きく減少するものと期待される」と話した。



needjung@donga.com