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北朝鮮産ツキノワグマ8頭、来月1日に放し飼いへ

北朝鮮産ツキノワグマ8頭、来月1日に放し飼いへ

Posted June. 29, 2005 06:37,   

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今年4月に北朝鮮・平壌(ピョンヤン)の中央動物園から韓国に渡ってきたツキノワグマ8頭が、2カ月余にわたる自然適応の訓練で「合格点」を受け、7月1日に智異山(チリサン)に放し飼いされる。

環境部は28日、自然適応訓練場で、これらツキノワグマが野生性を持っていることを確認しており、遺伝子の分析でも韓国産(北東アジア産)であることが分かり、専門家諮問委員会で放し飼いを決定した、と伝えた。これで、智異山のツキノワグマは、以前から智異山にいたツキノワグマ5〜6頭(推定値)と、昨年10月に放し飼いしたロシア沿海州産のツキノワグマ6頭など総約20頭に増える。

しかし、北朝鮮産ツキノワグマ8頭のうち2頭は人懐っこい傾向があり、将軍(ジャングン)やバンドリのように保護施設に帰ってくる可能性もあるもようだ。環境部関係者は「北朝鮮産ツキノワグマの一部が、動物園で人と親しくなったため、自然の中に放し飼いされた場合、登山客や地域住民に接近することもありうる」とし、「自然に適応する具合を見守った後、回収するかどうかを決める考え」だと話した。



beetlez@donga.com