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金宇中氏のロビー疑惑資金を追跡

Posted June. 15, 2005 06:05,   

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最高検察庁・中央捜査部(朴英洙部長)は14日、金宇中(キム・ウジュン、69)前大宇(テウ)グループ会長を相手に、機密費造成と政官界ロビーの疑惑を明らかにすると話した。

最高検察庁・中央捜査部の閔有台(ミン・ユテ)捜査企画官は、「50日間にわたって金前会長に対する捜査を行う」とし、「拘束起訴の前の20日間は粉飾会計など2001年大宇事態捜査のときに明るみに出た疑いを調査し、その後30日間は大宇グループが英国・ロンドンに残した秘密金融組職である英国金融センター(BFC)を調べる」と話した。

また、閔企画官は「秘密資金と関連して追及する資料は持っている」としながらも、「金前会長が話すかどうか分からない」と話した。

検察は大宇事態の捜査当時、BFCが大宇海外法人などから集めた200億ドル(当時の為替レートで約25兆ウォン)の使途は、まともに確認することができなかった。政界と財界では同資金の一部が大宇解体を防ぐためのロビー資金として使われたとの話も出ている。

検察は15日の夜、もしくは16日の明け方、金氏に対して逮捕状を請求する方針だ。

金氏に対して逮捕状が出れば、ソウル拘置所の病舍1坪余りの独室に収監される。病舎には70歳以上の高齢者と患者が収監され、医師が24時間待機する。

金氏は同日午前5時25分、5年8ヶ月の海外逃避生活を終えて、アシアナ航空734便で仁川(インチョン)国際空港を通じて入国した。逮捕令状が執行されて、最高検察庁庁舍に連行された金氏は「大宇事態に対する責任を負うために帰国した」と話した後、11階の調査室に行って調査を受けた。

金氏は検察で自分の逃避理由に対して「債権団と役人の提案で逃避生活を始めた」と話した。



bae2150@donga.com sanjuck@donga.com