金宇中氏、１６、１７日ごろ帰国へ

金宇中（キム・ウジュン）前大宇（デウ）グループ会長が１５日ごろ、帰国の途につくものとされている。また、金前会長の夫人、鄭禧子（チョン・ヒジャ）氏が８日に出国し、ドイツ・フランクフルトとイタリア・ベニスを経由し、フランス・パリを訪問する予定であることから、欧州に滞在中とされる金前会長に会うかどうかも注目されている。

金前会長の側近は、８日「金前会長が１５日または１〜２日後に、帰国の飛行機に乗る予定であり、来週には韓国の地を踏むことになるだろう」と話した。また「金前会長が帰国の後、病院に入院するだろうとの話があるが、それは全く事実ではない」とし、「韓国に到着すれば即時、検察の捜査に応じる計画だと聞いている」と付け加えた。

一方、夫人の鄭前大宇開発会長は８日午後１時３５分、仁川（インチョン）国際空港で、フランクフルト行きの大韓航空９０５便で出国した。鄭氏は、ベニスビエンナーレで韓国館の展示監督を受け持っている娘、キム・ソンジョン氏に会ってから、パリを訪問した後、１４日午後帰国する予定だ。

朴重鍱 朴喜梯 sanjuck@donga.com min07@donga.com