北朝鮮、６者協議復帰の意向示す 米紙報道

米紙ワシントンポストが報じたところによると、北朝鮮は６日、米ニューヨークで行った米政府との接触で、６者協議復帰への意向を示したという。同紙は７日付で、「しかし、北朝鮮の外交官は、協議再開の時点を決めるのは拒否した」と付け加えた。

北朝鮮の要請で１時間にわたって行われたニューヨーク接触には、米国務省のデトラニ対北朝鮮交渉特使とポスター韓国課長、国連駐在北朝鮮代表部の朴吉淵（パク・キルヨン）大使と韓成烈（ハン・ソンリョル）次席大使が出席した。ワシントンポストは「米国は、アジアの外交官２人に、この日の協議内容を説明しながら『北朝鮮の反応は、肯定的でも否定的でもなかった』と伝えた」と報じた。

同紙によると、米政府当局者は「北朝鮮が協議復帰日程についての協議を拒否したのは、残念なことだ」と加えた。

町村外相は、同日「（米朝間の）協議内容は聞いていないが（６者協議再開に向けた北朝鮮側の）肯定的なシグナルならば歓迎したい」と論評した。

金昇鍊 尹鍾求 srkim@donga.com jkmas@donga.com