Go to contents

クウェート戦は朴主永が「戦術のキーマン」

クウェート戦は朴主永が「戦術のキーマン」

Posted June. 08, 2005 06:35,   

한국어


韓国代表は現在勝ち点7で、クウェート(勝ち点4)と引き分けになっても最低限、組2位を確保して06W杯ドイツ大会本大会への切符を確保できる状況にある。しかし、45度に迫る猛暑などクウェートでの条件が余りにも不利な上、万が一負ける場合、W杯本戦進出が危うくなりかねない状況に直面するため、ボンフレール監督をはじめ、太極(テグク)戦士たちは、「負ければ終わり」という覚悟で必勝の決意を燃やしている。

ボンフレール監督は、「我々の目標は勝ち点を伸ばして今回の試合でドイツ行きを確定付けることだ。不要なバックパスを避けて、速い前進パスで勝負に出るように」と選手たちに言い聞かせている。

ボンフレール監督が考えているフォーメーションは、朴主永(パク・ジュヨン)—安貞桓(アン・ジョンファン、横浜)—車(チャ)ドゥリ(フランクフルト)を3トップに立たせる「3−4−3」システム。3日、ウズベキスタン戦の英雄・朴主永を取りあえず左のFWに投入する。中央FWには現在コンディションの良い安貞桓を投入するが、ままならない場合は李東国(イ・ドングク、浦項)に入れ替えて朴主永と2トップを作る「3−5−2」フォーメーションに修正する計画だ。

結局、朴主永が戦術の中心だ。クウェートの6月の天気が試合開始時間の午後も摂氏37度に上るため、得点力に長けている朴主永の活躍が勝負の鍵になる見通し。

李用秀(イ・ヨンス)KBS解説委員は、「現在、代表チームの戦力がすべて露出しているため、変化を与えられルカードは朴主永しかない。どのポジションが任されてもよく消化してゴールが決められるため、積極的に活用しなければならない」と話した。

朴主永は、「自分の持っている全ての能力を出して、勝利に役立ちたい」と話し、連続ゴールに対する闘志を燃やしている。後半、交代投入が有力な李東国は、「暑すぎて、チャンスが来た時、ゴールを決める集中力がいつにも増して必要だ。この試合で本戦行きを決定付ける」と話した。

このほか、柳想鉄(ユ・サンチョル、蔚山)の代わりに金正又(キム・ジョンウ、蔚山)選手や金ドゥヒョン(水原)が守備的MFで、守備陣には金珍圭(キム・ジンギュ、磐田)が朴東赫(パク・ドンヒョク、全北)の代わりに出場する見通し。ほかのポジションはウズベキスタン戦と大きく変わらないと見られる。

一方、B組の北朝鮮は8日午後7時35分(韓国時間)、タイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で「無観客試合」で日本と対戦する。北朝鮮は4敗で組最下位になっており、日本は3勝1敗で組2位に上がっている。



梁鍾久 yjongk@donga.com