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米政府、中国製衣料品の輸入制限へ

Posted May. 15, 2005 22:51,   

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米政府が、国内アパレル業界の要請を受け入れ、中国で輸入される衣類のうち3品目に対し、クオーター制(割当制=IQ)を復活させることを決めた。グティエレス米商務長官は13日、声明を発表し、今年1月1日に繊維製品の輸入割当制が撤廃されてから、中国産衣類の輸入が急増し、市場をかき乱しているとの判断によって、こうした決定を下したと明らかにした。

このため、綿製ズボン、綿製・合繊製下着、綿製ニットシャツの中国製衣料品3品目に対し、セーフガードを発動する。米国は発動対象になった製品の輸入量を前年実績の7.5%まで制限できる。

中国は、米国の輸入規制措置が多国間貿易体制を深刻に威嚇するものだと非難し、報復措置を取ることができると警告した。中国商務省の崇泉報道官は14日、「米国は短期的かつ不正確な統計に基づいて、中国製衣料品を規制する措置を取っている」とし「中国は世界貿易機関(WTO)体制のなかで、追加措置を取る権利を持っている」と批判した。