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60万スカイパス会員にも不利益の恐れ

Posted April. 22, 2005 23:17,   

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大韓(テハン)航空とBCカードのマイレージ提携が6月から中断されるかもしれない。

提携が中断されれば、60万人を超えるBC−スカイパス会員たちは、カードを使ってもこれ以上、大韓航空マイレージを積み立ててもらえなくなる。

22日、金融界によれば、大韓航空は最近、BCカードにマイレージ提携契約の解約を伝えたという。

大韓航空はまた、11のBCカード会員銀行に公文書を送り、個別にマイレージ契約をするかどうかを知らせてほしいと要請した。

しかし、BCカード会員銀行らは、個別契約は難しいとの反応を示している。

ウリィ銀行関係者は、「BCカードにクレジットカード業務を委任したので個別契約はできず、現実的にカード顧客管理も難しいと伝えた。個別契約をすれば大韓航空からマイレージを購入する単価も高くなるので負担が大きい」と述べる。

マイレージ制度はクレジットカード会社が大韓航空からあらかじめマイレージを買い、顧客がカードで1500ウォンを使うごとに1マイルずつ積み立るもの。

大韓航空はBCカードのようにマイレージを大量に購買するカード会社に対しては、1マイル当たり12ウォンを受け取っている。購買高の少ないカード会社は1マイル当たり15ウォンを払わなければならない。

したがって、個別銀行が大韓航空と新たに契約を結んでマイレージサービスをするとしても、会員は1マイルを積み立てるためには1500ウォン以上カードで使わなければならないか、他のサービスが減るものとみられる。

BCカード会員銀行が個別契約をしなければ、BC−スカイパス会員は6月以後、マイレージが追加で積み立てられない。

大韓航空は契約を解約する理由として、BCカードが会員数を武器に、捨て値でマイレージを購入するためと主張している。

大韓航空関係者は、「マイレージ契約は会社間の問題であって、マイレージ単価を引き上げるための措置ではない。BC−スカイパス会員は取引銀行の他のカードを通じて引き続きマイレージを使えば良い」と言った。

一方、カード会社が会員になっている与信金融協会は、「大韓航空が優越的地位を行使してマイレージ単価を上げたため、昨年、公正取引委員会に大韓航空を提訴した。まだ公正取引法に違反しているかどうかについて結論は出てない状態だ」と述べた。



sublime@donga.com aryssong@donga.com