最高検察庁・中央捜査部（朴相吉部長）は２９日、盧泰愚（ノ・テウ）元大統領が都市銀行の借名口座に管理していた秘密資金７３億ウォン余りを見つけ出して、税金などを納めて残った１６億４０００万ウォンを国庫に取り戻したことを明らかにした。盧元大統領は１９９５年に秘密資金事件で起訴され、２６２８億９６００万ウォンの追徴金が課せられた。今度の追徴で国庫還収額は、以前の２０７５億１２００万ウォンから２０９１億５２００万ウォン（追徴の割合７９．６％）に増えた。
検察は最近、盧元大統領が１９９３年２月から実存しない「イ・ドゥチョル」という名前で、都市銀行に信託預金の形で管理中だった３１億ウォンの秘密資金を見つけ出した。この秘密資金は振り込まれてから１２年間の利子が加わり、７３億９０００万ウォンに膨らんでいた。
jin0619@donga.com
About Dong-A Ilbo