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政府、馬山市議会に「対馬の日」条例撤回を要請

政府、馬山市議会に「対馬の日」条例撤回を要請

Posted March. 20, 2005 23:18,   

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政府は馬山(マサン)市議会が18日に可決した「対馬の日」制定条例を撤回するよう、19日、馬山市議会に要請した。

李揆亨(イ・ギュヒョン)外交通商部報道官は同日論評を発表し、「『対馬の日』条例を制定した愛国衷情は十分理解できるが、これは独島(トクド、日本名竹島)を守護していく上で、決して為にならないばかりか、不要な議論を呼ぶ可能性が高いため、自制すべきだ」と述べた。

李報道官はまた、「政府の独島政策は歴史的、地理的、国際法的に確実な我が領土に対する国土守護政策である」とした上で、独島問題に関しては「実用主義という冷静で落ち着いたアプローチを通じて対応していくべきだろう」と話した。

政府は、馬山市議会の条例制定が論議を呼んだ場合、独島問題が戯画化される可能性を憂慮している模様だ。

政府が「対馬の日」条例の撤回を要請した背景には、日本政府が島根県議会の「竹島の日」条例制定に対して地方政府のことだとして見逃していたことと差別化して、責任ある態度を見せ付けるという狙いがあるものと見られる。

馬山市議会は、日本島根県の「竹島の日」条例案に対する対応措置として、朝鮮初期の李従茂(イ・ジョンム)将軍が対馬征伐のために馬山浦を出発した6月19日を「対馬の日」に制定する内容の条例案を18日、電撃的に可決した。



尹鍾求 jkmas@donga.com