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五輪王者・柳承敏、中国・王皓の裏面打法に惜敗

五輪王者・柳承敏、中国・王皓の裏面打法に惜敗

Posted February. 18, 2005 22:58,   

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「卓球皇帝」柳承敏(ユ・スンミン、世界第5位、三星生命)が「卓球鬼才」王皓(世界第3位・中国)とのリターンマッチで敗れた。

柳承敏は18日、富川(ブチョン)の松内(ソンネ)社会体育館で行なわれた「KT&G世界トップランカー招請卓球フェスティバル」大会で、04アテネ五輪決勝以後、6カ月ぶりに対決した王皓に、1−3(13−15、11−5、2−11、10−12)で負けた。

富川は柳承敏が小学校(オジョン小学校)、中学校(ネドン中)を通った故郷みたいな所。同日、2000人以上の富川市民が体育館をいっぱい埋め尽くし、韓国と中国の卓球英雄の試合を嘆声と溜め息のなかで見守った。

勝負はジュース合戦を繰り返えした1セットで決められた。柳承敏は王皓がサーブレシーブでミスを繰り返えす間、8−3まで進んだが、パワードライブ攻撃が鈍くなりながら点数を許し、9−9同点状況まで行った。結局、13−14で王皓のサーブをレシーブしたのがテーブルを脱し、惜しく1セットは負けてしまった。柳承敏は2セットを11−5で勝って勝負を原点で戻したが、3セットでミスを連発し、2−11で敗れ、10−10まで行った4セットのジュース状況で、回心のドライブが連続アウトされながら10−12で負け、1−3で試合を終えた。

王皓は「私と柳承敏の実力はまちまちだ。ただ、コンディションが私がもっと良かっただけ」と謙遜し、柳承敏は、「勝つことができる機会があったのに、その機会を逃して惜しい。しかし、王皓に勝つことができるという自信感は相変らず持っている」と言った。

これに先立って行なわれたチュ・セヒョク(世界第19位)はギリシアの強者クレアング・カリニコス(世界第10位)をフルセット接戦のあげく3−2で勝った。前日、03世界選手権チャンピオンのヴァーナー・シュラガー(世界第8位・オーストリア)を3−1で勝ったチュ・セヒョクは、妙技に近い守備技術に強力なドライブ攻撃まで見せ、観衆の熱い拍手を受けた。

韓国失業ランキング第1位のオ・サンウンはシュラガーに0−3で、チェ・ヒョンジン(農心三多水)はドイツのティモ・ボル(世界第4位)に2−3で敗れた。



金晟圭 kimsk@donga.com