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三星電子、昨年純益10兆を突破

Posted January. 14, 2005 22:56,   

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三星(サムスン)電子が昨年、韓国企業では史上初めて、年間純利益10兆ウォン時代を切り開いた。しかし、ウォン−ドルレートの下落(韓国ウォンの価値上昇)などの影響で、昨年第4四半期(10〜12月)の売り上げと利益は前四半期より減少したことがわかった。

三星電子は14日、昨年度の売り上げが57兆6324億ウォンで、03年比32%伸び、営業利益は12兆169億ウォン、純利益は10兆7867億ウォンで、前年比それぞれ67%と81%増加したと発表した。

ドルに換算した三星電子の昨年度純利益は103億3000万ドルで、初めて「100億ドル・クラブ」に入った。

03年基準で、世界で純利益が100億ドルを超えた企業は、エクソンモービル(215億1000万ドル)、シティーグループ(178億5000万ドル)など9社に過ぎない。特に、純粋なメーカーでは日本のトヨタ自動車(102億8000万ドル)が唯一だ。

しかし、三星電子の昨年第4四半期の売り上げは13兆8953億ウォンで、第3四半期(7〜9月)比3.1%減った。営業利益1兆5326億ウォン、純利益1兆8254億ウォンも前四半期比それぞれ44.1%、32.1%減少した。

朱尤シク(チュ・ウシク)三星電子IRチーム長兼専務は、「昨年第4四半期に、韓国ウォンの価値上昇と液晶表示装置(LCD)の価格下落などの影響で売り上げが減少し、マーケティングおよび研究開発(R&D)費用は増え、利益も減少した」と説明した。



朴重鍱 sanjuck@donga.com legman@donga.com