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「風が恨めしい」ミシェル、第一Rは75打 PGAソニーオープン

「風が恨めしい」ミシェル、第一Rは75打 PGAソニーオープン

Posted January. 14, 2005 23:09,   

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神様が「幼い天才」の優れた才能をねたんだのか。

ハワイで冬に吹く南西風のコナ(Kona)は1秒当たり最高11mの強風で、ミシェル・ウィー(韓国名ウィ・ソンミ、15)をいじめた。

14日、米ハワイ州ホノルルのワイアラエCC(パー70・7060ヤード)で行なわれた米男子プロゴルフ(PGA)ツアー・ソニ−オープン(賞金総額480万ドル)の第1ラウンド。3000人あまりのギャラリーが集まったなか、10番ホール(パー4)でスタートしたミシェル・ウィーは10m以上のロングパッティングがホールの1cm前で惜しくも止まりバーディーを逃したのが不安な兆候だった。

次の11番ホール(パー3)でバンカーショットにボールを落としてボギー。12番ホール(パー4)から1.5mの唯一のバーディーパッティングを成功させたが、16番ホール(パー4)ボギーに続いて、17番ホール(パー3)で、2オン3パットで致命的なダブルボギーをし、1、2番ホールで、連続3パットで再び打数を伸ばした。

昨年10月からほとんど毎日、ワイアラエ・コースで演習ラウンドをして来たというミシェル・ウィーは同日、1ダブルボギーに4ボギー、1バーディーで75打を記録した。ミシェルは、「ここで75打以上打ってみたことがない」と言った。

14番(パー4・433ヤード)の下り坂のホールで、3番ウッドで317ヤードに達する長打も打ったが、ミシェル・ウィーは強風に耐えられず素晴らしいショットは見せられなかった。平均ドライブ距離は255.5ヤード。パット数も下位圏である32を記録し、グリーン的中率も50%(18個のうち9個)に止まった。

1アンダー69打を打ったビジェイ・シン(フィジー)は、「男子選手たちにも難しい風だ。まだ幼い選手であるだけに、耐えがたかったはずだ」と言った。同大会3連覇に挑戦するアーニー・エルス(南ア共和国)でさえオーバーパースコア(1オーバー71打)を出した。

ミシェルは、「低く打たなければならないという点を意識し、それで大変だった。後半に、パッティングがもうちょっと良かったなら、ラウンドを見事に終えたはずなのにくやしい」と言った。

先頭を走っているスチュアート・シンク(米国)など先頭圏(4アンダー66打)と9打差が出て、出場選手144人のうち共同第120位に上がったミシェル・ウィーは、第2ラウンドから5打以上を減らさないかぎり、カットをパスするのは難しいとみられる。ナ・サンウク(コーロン・エルロード)は3バーディー、7ボギーで共同第104位(4オーバー74打)。



金相洙 ssoo@donga.com