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MBC、メディア批評番組「申岡均の…事実は」廃止決定

MBC、メディア批評番組「申岡均の…事実は」廃止決定

Posted January. 10, 2005 23:04,   

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MBCは「申岡均(シン・ガンギュン)のニュースサービス、事実は」の司会者と担当記者が外国ブランド品のハンドバック授受で物議をかもしたことを受け、同番組を廃止し、新たなメディア批評番組を放映することを決めた。

MBC報道制作局の金学煕(キム・ハクヒ)CPは10日、「『…事実は』の司会者とタイトルを変えて、メディア批評番組の政策を強化することにした」と話した。新番組の放送時期はまだ決まっていない。

「…事実は」の司会者、申岡均次長は、「人を批判する立場にいるだけに行動に注意しなければならなかった。事必帰正(万事は必ず正理に帰する、の意)だと思う」と述べた。

MBCは早ければ11日にも社内倫理委員会を開き、同事件の関係者らを調査した上、人事委員会を経て懲戒処分を下す方針だ。

一方、申次長らにブランド品のハンドバックを渡した建設会社、泰栄(テヨン)の卞鐸(ビョン・タク)代表理事は、同事件と関連し「謝罪の言葉」という文書をマスコミに送り、「中学校後輩の姜声周(カン・ソンジュ)報道局長が『誇らしい聞中(ムンジュン、慶北所在の聞慶中学校)人賞』を受賞したことを記念して、プレゼントとしてハンドバックを用意したが、出席者が増えてみんなに渡した」と主張した。

泰栄・企画管理本部の李承甲(イ・スンガプ)常務は、「卞代表とMBC報道局長一行が会った日は、MBC側が発表した24日ではなく21日だ。姜局長と申次長がハンドバックを返した日も、もらったすぐ翌日(22日)ではなく、3日後の24日で、申次長がソウル麻浦(マポ)区の泰栄本社にある卞代表の事務室に直接持ってきた」と主張した。

「正しい社会のための市民会議」(劉載天共同代表)は同日、「(自分に)批判的なマスコミの関係者を呼んで口止めの接待を行った泰栄のやり方と、それを憚りなく受け取ったジャーナリストの姿から倫理が欠落していることが見て取れる。MBCは今回の事態で道徳性と公正性を失った『…事実は』を直ちに廃止し、メディア批評番組の偏向性も見直さなければならない」と指摘した。



金善宇  sublime@donga.com