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募金運動寄付額、1000億ウォン突破

Posted January. 09, 2005 22:43,   

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氷点下の中、冷え切った懐具合にもかかわらず、恵まれない人々への支援は絶えなかった。

社会福祉共同募金会(金容俊会長)は9日、「昨年12月1日にスタートした『希望2005隣人助け合いキャンペーン』が38日経った7日、1012億ウォンを突破した」と発表した。

これまで大型台風など、災難復興のための募金運動で寄付額が1000億ウォンを越えたことは数回ある。しかし、災難とは関係がなく行われた募金運動で、2ヵ月も経たずに1000億ウォンを越えたのは今回が初めて。希望キャンペーンは毎年12月から翌年1月末までの2ヵ月間行われる。

昨年の同期間の寄付額は650億ウォン。今年は50%以上増加した。今回のキャンペーンでは、当初の目標額だった981億ウォンもいち早く達成された。このため、ソウル市庁前に立てられた「愛の体感温度」塔の目盛りも、目標額を3.2%上回ったという意味で103.2度を指している。

社会福祉共同募金会の関係者は「災難・災害ではない、一般の社会福祉募金で1000億ウォンを越えたのは、韓国社会が寄付に対して成熟した姿勢を見せ始めたことを意味する」と評価した。

この関係者はまた、「特に今回の募金額が多いのは、景気の悪化が、むしろ寄付をして助け合わなければという考えを呼び起こし、それを実行に移したからだと分析できる」と話した。

共同募金会はキャンペーンの終わる今月末には、募金総額が1200億ウォンを越えるものと予想している。

寄付金の内訳を見ると、今年は企業からの寄付金が多かった。昨年、全体の59%を占めた企業寄付が今年は67%に増えた。

個人寄付者の比重は、昨年の19%から16%に少し減少した。しかし、個人寄付額は昨年の123億ウォンから162億ウォンに増えた。匿名の巨額寄付者が昨年より多かったからだ。

寄付・募金金額を地域別に見ると、ソウルが87億ウォンで最も多かった。続いて京畿(キョンギ)45億ウォン、忠清南道(チョンチョンナムド)40億ウォン、慶尚北道(キョンサンブクド)37億ウォンの順となっている。

共同募金会は、募金額のうち100億ウォンを政府の支援が届かない新貧困層のために緊急支援することにした。募金額は「2005年旧正月・名節(ミョンジョル、韓国固有の盆・正月)」事業の一環として新貧困層の医療費と緊急生計費、給食費、生活用品支援費などに使われる予定だ。

共同募金会はまた、南アジア地域の巨大地震や津波被害地域にも100万ドルを「大韓民国国民」の名前で支援する予定だ。共同募金会はすでに先月30万ドルを被害地域に支援した経緯がある。



金相勳 corekim@donga.com