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韓国テニスの担い手、チョン・ウンソンと金ソンヨン

韓国テニスの担い手、チョン・ウンソンと金ソンヨン

Posted January. 05, 2005 22:45,   

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同じ釜の飯を食って5年目。お互いに目つきを見ただけで相手の気持ちが分かる。1歳年の離れた実の兄弟のようだ。韓国テニスの担い手、チョン・ウンソン(19、SMIアカデミー)と金ソンヨン(18、ヤンミョン高校)。5日、ソウル良才(ヤンジェ)洞のある私設のコートで会った二人は、訓練パートナーでボールをやり取りしながら、小寒の寒さの中でも額に太い汗を流した。

「私たち二人にとって重要な一年になると思います。一緒にいるから、寂しくもなく、頼もしいです」

昨年末、世界ジュニアランキング4位をマークしたチョン・ウンソンは、今季大人の舞台にデビューする。金ソンヨンは、国際テニス連盟(ITF)が4日発表した世界ジュニアランキングで堂々と1位を占め意気込んでいる。

二人は三星(サムスン)証券のジュ・ウォンホン監督がジュニア育成のために運営しているSMIアカデミーで02年初めて顔を合わせて以来、親しい先輩と後輩でありながら、善意のライバルとして実力を育ててきた。

時速200キロを上回る強いサーブを持つチョン・ウンソンは、昨年国内外の大会で3勝を収めており、金ソンヨンもITF1級大会で2勝を挙げ、李ドクヒ杯ジュニア大会でも優勝した。昨年は、二人並んでITF奨学生に選ばれ、2ヵ月間ツアーで欧州地域を回りながら大事な経験を積んだ。

チョン・ウンソンは、今年中に世界シニアランキングを200位台までに引き上げるため、年明けから厳しいツアーの日程に入る。7日、アラブ首長国連邦へ出国して、そちらの大会に出場した後、直ちにカタールへ移動し連続して3大会に臨む。

金ソンヨンは4大グランドスラム大会ジュニア部での首位を目指す。金ソンヨンも12日、韓国を離れ今月末開幕するシーズン初のメジャー大会の豪州オープンの準備に入る。

韓国テニスの将来を担うチョン・ウンソンと金ソンヨンは、「弱点だったバックハンドを補強して自信が溢れている」とし、「今年1年間見守ってください」と両手を取り合った。

191センチ、88キロ(チョン・ウンソン)と186センチ、73キロ(金ソンヨン)の図体なので、子供の時から体系的な訓練を行ってきた二人が「第2の李亨沢(イ・ヒョンテク」になる日も遠くなさそうだ。



金鍾錫 kjs0123@donga.com