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銀行の役員たち、「いつ辞めさせられるのか・・・」

銀行の役員たち、「いつ辞めさせられるのか・・・」

Posted December. 08, 2004 22:43,   

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銀行圏の先導銀行(リーディングバンク)競争が激しくなるにつれ、ブレーンの役目をする役員(頭取も含め)の入れ替えも頻繁になり、この3年の間、役員3人のうち2人が交替されたことがわかった。

また、銀行間買収合併(M&A)と金融市場開放によって、外国人役員の比重が高くなり、外資系金融会社出身役員たちも大幅に増えた。

国民(グクミン)、ウリィなど先頭圏銀行は新しい頭取が就任してから役員が大幅に入れ替えられた反面、ハナ銀行は組職強化など内実に力を注ぎながら役員が長生きする特徴を見せた。

本報が8日、02年1月(ハナ銀行は02年12月、外換銀行は02年5月基準)と04年12月8日現在の国民、ウリィ(旧ハンビット銀行)、新韓(シンハン)、ハナ、韓国シティ(旧韓美銀行)、朝興(チョフン)、外換(ウェファン)、第一(チェイル)の八つの都市銀行の役員現況を分析した結果、このようなことが明らかになった。

分析の結果、02年1月現在、八つの都市銀行の役員は計95人で、このうち31人(32.6%)だけが8日現在まで、役員職を維持していることがわかった。

3年足らずで64人(67.4%)が入れ替えられたのだ。

銀行の役員は外国為替危機以前には登記取締役を兼ねての3年任期が大半は保障された。しかし、1999年から各銀行が取締役会メンバーの社外取締役の比重を50%以上に拡大したことから、大半の役員が未登記執行役員に押された。また、成果主義の拡散によって、1、2年で交替される事例も増えた。

外資系金融会社出身は16.8%(16人)から30.3%(30人)に、外国人役員は7.4%(7人)から11%(11人)に増加した。

02年1月、金正泰(キム・ジョンテ)前頭取など16人だった国民銀行の役員のうち14人は交替された。特に、外資系銀行出身である姜正元(カン・ジョンウォン)頭取が就任した後は、外国金融会社出身役員は1人から7人に大いに増えた。

チョ永武(チョ・ヨンム)LG経済研究院研究員は、「銀行らは、八つの都市銀行体制が作られた02年以後、先導銀行になるため、組職整備および市場確保に力を注いだ。役員の頻繁な入れ替えは、組職に活気を吹き込んだ肯定的な面もあるが、短期業績主義によって不良のリスクはかえって大きくなった」と言った。



李康雲 李𨩱容 kwoon90@donga.com lcy@donga.com