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修能替え玉試験、ソウルで27人確認

Posted December. 01, 2004 22:52,   

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今年の大学修学能力試験で、ソウルのみで最低27人が替え玉試験を行っていたことが1日明らかになった。

ソウル地方警察庁のサイバー犯罪捜査隊は同日「浪人生など、6832人がソウル市内の各教育庁に個別に提出した受験願書とこれらの身分証明書上の写真資料を精密対照したところ、男子11人、女子16人など、27人の人物写真が違っているものと判明した」と述べた。

仁川(インチョン)地方警察庁も、金を払って替え玉試験を依頼したソウルのある私立高校の休学生B氏(22・女)と替え玉試験者であるソウルの名門大学2年生L氏(20・女)が、同日自首してきたことから、取調べを行っている。

警察は、ソウルを含んで全国14の地方警察庁で2万8000件あまりの受験願書を手に入れ、写真の対照作業を行っており、替え玉試験に絡んだ者は100人以上に増えるものと予想される。

警察の関係者は「替え玉試験は、二人が共謀したため、捜査対象者が倍になりうる。これらの身柄をつかんでから、口座追跡と通話の内訳の問い合わせを通じ、ブローカーなどが組織ぐるみで介入していたかどうかを調べる方針だ」と述べた。

警察はまた、文字と数字が一緒に表示された携帯電話のメッセージが不正行為に利用された可能性が高いとみて、同日3大通信会社に対して差押さえ捜索令状を申請した。

ソウル警察庁のサイバー犯罪捜査隊は、また同日KTFから受け渡された1万2000件あまりの資料を分析した結果、慶尚南道馬山(キョンサンナムド・マサン)の1グループ2人を含め、計10グループ21人の不正行為を新たに摘発したことを明らかにした。

これによって新たに判明した携帯電話を利用した不正行為の捜査対象者は、31グループ、103人に増えており、全国に広範に広まっていることがわかった。

警察庁の姜熙洛(カン・フィラク)捜査局長は「捜査人材と捜査手法を総動員し、入手可能なすべての資料を調査し、疑惑を解消する計画だ。修能日程を考慮し、いったん6日までに捜査を終了する計画だが、新たな手がかりが見つかればその期間を超えるしかない」と述べた。



needjung@donga.com