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ザイトゥーン部隊、警戒態勢を強化

Posted November. 08, 2004 23:25,   

米軍が7日、韓国軍が派兵されたクルド自治地域を除いたイラク全域に非常事態を宣布したことから、北部アルビルに駐屯中のザイトゥーン部隊も、現地武装団体のアルビル流入可能性を注視しながら警戒を強化している。

国防部の関係者は8日、「米軍の大々的な攻勢に押された現地武装団体が、クルド自治地域であるアルビルに潜入する可能性がある。多国籍軍司令部(MNF−I)からリアルタイムで、米軍の作戦状況と武装団体の動きに対する報告を受けている」と発表した。

ザイトゥーン部隊はまた、アルビルのクルド自治政府と民兵隊であるゼルバニなどとともに、対テロ共助体制の再点検に乗り出した。尹光雄(ユン・クァンウン)国防部長官は同日、記者たちに会って、「韓国軍が米軍の攻勢に合流することは全くなく、米軍もそのような要請をしてこないはずだ」と言った。

国防部の関係者は、「現在、アルビルは雨季に入っていて、雷を伴った雨がよく降る。ザイトゥーン部隊員は現在、駐屯地内で各種装備を点検しながら外部への出入りを自制している」と伝えた。



崔虎元 bestiger@donga.com