▲最終案確定、無期延期〓教育人的資源部(教育部)の関係者は19日、「高校等級制実態調査など、予期できなかった問題が発生し、23日に予定された大学入試制度改善案発表は、一旦無期限延期することにした」と発表した。
教育部は先月26日、「08年度以後の大学入試制度改善案」を発表する際、全国巡回公聴会などを開いて意見を収集してから、今月23日、最終案を確定し発表すると明らかにした。
しかし、高校等級制問題が大きくなり、選考要素の反映方法や学生の生活記録簿の記録方式など、主要争点に対する議論はほとんど行われていなかった。全国教職員労働組合(全教組)は改善案に反対して、白紙にもどすことを要求している。
このような中で教育部は、1学期の随時募集で高校等級制を適用したという疑惑を受けている延世(ヨンセ)大学など6の私立大学に対し、20〜22日にかけて実態調査を行うことにしたため、改善案の確定が不可能になった。
▲改善案確定、簡単ではない〓大学修学能力(修能)試験の成績を9等級化して比重を減らし、内申中心の選抜をするという教育部の改善案が発表された後、教育界では深刻な意見の対立が生じている。
全教組と「正しい教育のための全国保護者会」は、「修能試験を廃止するか、5等級に単純化する」ことを主張しており、大学など一部では修能試験の判別力確保のために最低15等級まで細分化することを要求している。
全教組など60の団体で組織された「高校等級制、本考査復活阻止と正しい大学入試制度樹立のための緊急対策委員会」は、「入試案発表日程を中止し、全国民的議論をするための機構をつくる必要がある」と主張している。
ソン・ウォンジェ全教組スポークスマンは「08年に必ず実施するという考えを捨てて、社会的合意を引き出した上で、09年から施行することも考えられる」と話した。
このため、高校等級制を巡る議論が一段落したとしても、教育部が改善案を確定することは難しいという見方も出ている。
▲特別目的高校準備に赤信号〓科学高校と外国語高校などの特別目的高校は10月から願書受付けを始め、11月初めには面接などを実施する。
したがって、特別目的高校進学を念頭に入れた中学校3年生らは新しい大学入試制度を検討した後、遅くとも10月中には特別目的高校進学を決めなければならない。
内申中心の選考を中心とする大学入試制度改善案が確定すれば、優秀な学生が多い特別目的高校出身が不利になる可能性もあるため、特別目的高校志望者は改善案が確定されることを待っている状態だ。
外国語高校進学を目指して入試専門塾で勉強をしてきた中学3年生のシムさん(15)は、「外国語高校出身は、大学入試で文科系しか志願できないのいか、内申の面で不利益はないのか、疑問点が多い。大学入試制度確定案が外国語高校出身に不利と判断された場合、外国語高校への進学を諦めるつもりだ」と話した。
ソウルのデウォン外国語高校の金イルヒョン教頭は、「確定案は試案より特別目的高校に不利にはならないだろう」としながら、「それでも最終決定まで気苦労が絶えないだろう」と話した。
洪性哲 sungchul@donga.com






