公営放送KBSテレビ(韓国放送公社)が「反改革的」との理由から、秋の改編時にラジオ時事番組の司会者を大幅に入れ替える予定であることが分かった。このため、昨年、在ドイツ社会学者の宋斗律(ソン・ドゥユル)教授を美化した放送と弾劾関連の放送などで浮き彫りになった、いわゆる「政治的なコードにあわせた放送」をめぐる議論が再び広がる見通しとなった。
KBSテレビが、国会・文化観光委員会所属の高興吉(コ・フンギル、ハンナラ党)議員に提出した資料によると、同テレビ局の鄭淵珠(チョン・ヨンジュ)社長は先月19日に開かれた視聴者委員会で、趙源錫(チョ・ウォンソック)ラジオ本部長に「最近、第1ラジオの時事番組で反改革的なコメントが多いとの指摘について説明してほしい」と要求した。
また、任軒永(イム・ホンヨン)視聴者委員長も「運転するとき、必ず第1ラジオに固定させておくが、あまりにも(反改革的なコメントが)多く『何故だ?』と思うくらい」とし、加勢した。
これについて、趙本部長は「(時事番組には)改革的な人物も出てくるが、保守的な見解を持っている人物も出る。そうした人々が出て討論したりすると、改革的な指向の人々が、論理上で負ける場合が時々ある」とし「おそらく、司会者の未熟さのためと思われ、そうした司会者は、今回の改編時に全員交代させる予定であり、パネルの選定にも慎重を期する考えだ」と話した。
同本部長はさらに、「(改革的な人々が押されて)全般的な印象がそのように(反改革的に)なる場合もあるが、それは決して意図されたものではない」と釈明した。KBSテレビ・視聴者委員会は10〜15人の委員からなり、番組についての意見提示や是正要求などを行う機構だ。
これについて高議員は、「保守指向の人は、討論で勝てないようにしたいとの発想だ」とし「偏向的な番組謀議について、KBSテレビ社長は謝罪し、視聴者委員長は即時辞任すべきだ」と主張した。
李承宰 ddr@donga.com






