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産別交渉妥結も尚続くスト 病院スト

Posted July. 07, 2004 22:38,   

全国民主労働組合総連盟(民主労総)傘下保健医療労組のゼネストは労使交渉を通じて先月23日終ったが、ソウル大学病院、光明(クァンミョン)ソンエ病院、慶尚(キョンサン)大学病院など、一部病院の単位労組はゼネスト終了2週間が過ぎた7日現在でもストを続けている。

これら単位労組がストを続けているのは、「産別交渉は妥結したが、支部交渉が妥結していない」と言うこと。これについて、使用者と患者らは言うまでもなく、労動界内部でさえ「こんなことをするなら、どうして産別交渉を行ったのか分からない」という批判が高まっている。

その上、保健医療労組は14日、2度目のゼネストに突入する計画であり、ソウル大学病院など一部病院の患者は28日目を迎えているストで大きな苦痛を強いられている。

▲産別交渉はどうして行ったのか〓保健医療労組は今年、初の産別交渉からストにまで発展した紆余曲折のすえ交渉を妥結したものの、6日現在、全国121支部のうち、53ヵ所のみが事業所別交渉を終えており、ソウル大学病院など60余りの病院では交渉が難航している。

事業所別で労働環境が違うにもかかわらず、産別交渉を妥結させた使用者(病院)側は、「最初から支部別交渉を行っていたら、交渉とストがこれほど長引くことはなかったはず」とし、「労組が産別交渉の合意事項を認めないなら、そもそも産別交渉を選んだ理由は何か」と不満を募らせている。

産別労組は産別合意の履行を拒否する事業所と交渉が進んでいない事業所を中心に、14日午前7時から2回目のゼネストに突入する計画だ。

▲無用の長物となった産別協約〓ソウル大学病院の労使は、とくに産別協約が賃金、労動時間短縮、勤労時間短縮、年次・月次休暇と年次手当て、生理休暇に対して、支部協約および就業規則に優先すると定められた産別協約10条2項の有効性をめぐって議論を行っている。

ソウル大学病院側は、「労組は産別協約で決まった土曜隔週休務制を事実上受け入れられないという立場だ」と話した。これに対して同大学病院労組は、「使用者側は土曜診療と手術を縮小する基準を提示しなければならない。慶北(キョンブク)大学病院、地方公社医療院などは産別協約より、より良い条件で賃金引上げ、生理休暇手当の補填などに合意した」と話した。

ソウル大学病院のストについては、労働界でさえ冷ややかな見方を示している。労動界のある関係者は、「支部が産別協約を覆すのは産別交渉の定着にもプラスにならない」と述べた。

労動部の朴ジョンソン労使調整課長は、「ソウル大学病院のストは産別交渉の妥結後、新しい争議手続きを踏んでいない明白な不法ストで、後で必ず責任を取ってもらう」と述べた。

▲「患者は眼中にないのか」〓ソウル大学病院は外来患者の診療には大きなトラブルがないが、スト前の一日平均110件に及んだ手術は30〜40件に止まっている。新規入院は応急患者のほかには受け入れず、病床稼働率も50%に過ぎない。

入院患者の中で200人はまだお弁当で食事を済ましており、手術の急がれる一部患者は救急車で盆唐(ブンダン)ソウル大学病院に移して手術したりもしている。病院関係者は、「患者の家族が病院の行政室に来て、不満をぶつけることが多い」と伝えた。



taylor55@donga.com