大統領府は5日、鄭東采(チョン・ドンチェ)文化観光部長官の大学教授任用をめぐるロビー疑惑に対する調査結果、鄭長官が任用ロビーに直接介入したと受け取られる事実は見つからなかったと、公式発表した。
しかし、成均館(ソンギュングァン)大学に教授採用申請をしたA氏とA氏の夫である徐永錫(ソ・ヨンソク、政治評論サイト「ソプライズ」代表)氏は先月初め、知り合いの沈光鉉(シム・グァンヒョン)韓国芸術総合学校映像院長に請託をしており、沈院長は先月11日、呉志哲(オ・ジチョル)文化部次官(当時)にこれを頼んだことが明らかになった。
これによって、夫人A氏の教授任用を請託する過程を全く知らなかったように釈明していた徐氏は、道徳的非難を兔れることが難しくなった。
大統領司直秘書官室の調査結果、呉前次官は先月18日、成均館大学芸術学部の鄭鎮守(チョン・ジンス)教授に会う前に「頼む過程で鄭長官の名前を取り上げていいかどうか、鄭長官本人の承諾を得てほしい」と沈院長に要請したという。これに対して、徐氏は鄭長官から承諾を得ていないのにもかかわらず「承諾を得た」と沈院長を通じて呉前次官に伝えたと、司直秘書官室は明らかにした。
司直秘書官室は、このような過程を経て、呉前次官は鄭教授に会ったとき「鄭長官の依頼」とし、A氏の採用を請託したことが確認されたと発表した。
また、司直秘書官室は鄭長官本人と関連者らの、この3ヵ月間の通話内容を調べたが、鄭長官がA氏や徐氏と通話した記録はなかったと明らかにした。大統領府は調査結果を受けて、呉前次官は国家公務員の品位を傷つけた懲戒対象だが、辞表を提出して受理されただけに追加措置は取らない。しかし、沈院長は関連事実を文化部に知らせて措置を取ることにした。
金正勳 jnghn@donga.com






