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不正資金供与の企業家所有ビル、公企業が競売価格より高値で購入

不正資金供与の企業家所有ビル、公企業が競売価格より高値で購入

Posted June. 15, 2004 22:43,   

02年の大統領選前に、盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補キャンプに不正資金を供与した疑いで逮捕されたサン&ムーングループ会長の文炳旭(ムン・ビョンウク)容疑者が所有しているソウル江南(カンナム)の建物を、公企業が競売価格より高い値段で購入したことが分かった。

保健福祉部(福祉部)傘下の健保審査評価院(審評院)は先月27日、ソウル瑞草区(ソチョグ)瑞草洞のボナベンチャータウン(旧BCカードのビル)を390億ウォン(約39億円)で購入したと、15日に発表した。9階立てで延べ面積5527坪のボナベンチャータウンは、文会長が崔(チェ)氏を代理人とし、昨年9月から所有していた建物だ。同年11月、建物に対する債権を持っていた資産管理公社が414億ウォンで競売にかけたが、流札して、最低の入札価格331億ウォンから再び競売にかけられる予定だった。

しかし、資料送達の遅延などを理由に競売は先送りされたが、審評院が一般の売買契約を通じて、390億ウォンで建物を購入した。これは、第2回競売の最低入札価格よりも約60億ウォン高いもの。一方、文容疑者は同建物を審評院に売ることによって、ビルと関連した債務357億ウォンを返済した後も、帳簿上に33億ウォンが余ることになった。

これについて審評院当局者は「同院が鑑定院に依頼したところ、同建物の価値は402億ウォンに評価された。審評院は、それより3%安い値段で買った」とし「競売を通じて取得すれば、所有権をめぐる紛争などを招き得ることから、一般の売買を選んだ」と説明した。しかし、不動産専門家は、第2回競売を利用すればさらに安価で買入できるだけでなく、同建物の市場価値は審評院が取得した価額よりも低いと指摘している。



高其呈 koh@donga.com