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家族宛送金などで5兆ウォン海外流出

Posted May. 30, 2004 22:40,   

今年に入って4月末までに海外の親戚や家族に送った送金や移住費などで外国に流出したお金が5兆ウォンを上回った。これは昨年同期対比20%強が増えたものだ。とくに、最近になって移民する人が減っていることを勘案すれば、中間層以上を中心に過去より多くの金額が早く海外へ流出しているものと分析される。

韓国銀行(韓銀)は30日に発表した国際収支統計で、1〜4月中の「経常移転対外支給額」と「資本移転対外支給額」を合わせれば45億2220万ドルに達すると明らかにした。これは昨年同期(37億3420万ドル)より21.1%増加したもので、この期間中の平均為替レート(1ドル当たり1166ウォン)に換算すれば約5兆2700億ウォンだ。

韓銀の鄭三容(チョン・サンヨン)国際収支チーム長は、「経常移転対外支給額は国内で海外の親戚や家族に送った贈与性個人送金、資本移転対外支給額は移民者の海外移住費と在外韓国人が持ち出した財産がほとんどだ」と説明した。

1〜4月の経常移転対外支給額は39億6560万ドルで昨年同期の32億9990万ドルに比べて20.2%増えた。また、資本移転対外支給額は昨年の4億3430万ドルから今年5億5660万ドルへ28.2%増加した。一方、1〜4月中に外国から国内に入った経常および資本移転額は29億270万ドルで昨年同期対比16.2%増に止まった。

このため、経常および資本移転収支の赤字は16億1950万ドルで昨年同期の12億3590万ドルより31.0%増えた。

韓国経済研究院の鞖祥根(ベ・サングン)研究委員は、「経済規模の拡大や外国為替自由化に伴う影響を考慮しても、最近移民者の数がかえって減った状態で海外移住費などが増加したのは、従来より資産の多い階層が韓国を離れているからとみられる」と指摘した。今年1〜4月中の海外移民者数は2631人で昨年同期の3569人に比べて35.7%減少した。

金融監督院の呉甲洙(オ・ガプス)副院長は、「本国居住民が海外の不動産またはゴルフ会員券などを取得する場合、韓国銀行に届け出なければならない。しかし、韓銀には不動産取得届け出件数は全くなく、ゴルフ会員券関連の届け出も10件余りに過ぎず、実態調査が必要だ」と述べた。



朴重鍱 金昌源 sanjuck@donga.com changkim@donga.com