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「1人2票制」野党の突破口になるか

Posted March. 22, 2004 23:12,   

「『1人2票制』を弾劾逆風の遮断幕として積極的に活用しよう」

弾劾訴追案可決による世論の激しい反発でヨルリン・ウリ党の支持率が50%前後まで急上昇したことを受け、野党側が地域区の候補と政党投票を分離する「1人2票制」を通じて、生き返りの突破口を模索する動きを見せている。

野党側は有権者が弾劾に対する賛否意見を政党投票に反映する代わりに、地域区選挙は徹底した人物対決になるように誘導して、弾劾逆風の最小化に向けたきめ細かな戦略を探っている模様だ。

ハンナラ党の主要党役員は、「認知度が10%しかならないヨルリン・ウリ党の新人候補の支持率が40〜50%に達し、野党の実力のある現役議員を圧倒している最近の現象は、国民が1人2票制の趣旨を正確に理解していないことを示している」と述べた。

憲法裁判所が01年7月、「地域区投票数を基準に政党の比例代表議席まで配分する1人1票制」に対して違憲決定を下したのは、候補者個人と政党に対する支持が違う有権者に「自由な選択権」を保障するためのものだと、同氏は強調した。

「1人2票制」では弾劾に反対するが野党候補を支持したり、弾劾に賛成するがウリ党候補を支持する有権者の複雑な票心をどちらも票に反映することができる。これは各種の世論調査からも確認できる。

KBSメディアリサーチの19日の調査によると、ソウル恩平(ウンピョン)地域の場合、候補支持率ではウリ党の宋美花(ソン・ミファ)候補(42.2%)がハンナラ党の李在五(イ・ジェオ)議員(28.4%)を圧倒したが、「国会議員に相応しい人物」を聞いたところでは、李議員(34.8%)が宋候補(17.3%)を大幅にリードした。民主党の秋美愛(チュ・ミエ)議員の広津(クァンジン)乙など、一部のほかの地域でもこうした現象が現われた。

しかし、「1人2票制」が初めて導入された02年地方選挙で、有権者がハンナラ党を圧倒的に支持して候補個人と政党に一緒に票を入れた現象が今回の総選挙で再燃する可能性も排除できない。ウリ党が22日、「議員職辞退」の約束を覆してまで「記号3番の死守」に出たのは、こうした現象に対する期待感も一役買ったものとみられる。



夫亨權 李明鍵  bookum90@donga.com gun43@donga.com