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盧大統領最側近の文在寅氏、弾劾弁論でカムバック

盧大統領最側近の文在寅氏、弾劾弁論でカムバック

Posted March. 14, 2004 23:13,   

先月12日、辞表を提出した文在寅(ムン・ジェイン)前大統領民情首席秘書官が憲法裁判所の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領弾劾裁判で盧大統領の弁論を行うことになった。史上初めての弾劾事態を受け、1ヵ月ぶりに盧大統領のそばに戻ってきたのだ。

先月28日ネパールに旅立ち、12日にはタイのバンコクに滞在していた文前秘書官は、弾劾可決のニュースを聞いて「難しい時こそ大統領を助けなければならない」と思い、急きょ帰国したという。13日には大統領府で盧大統領に会い、今後の弁護団構成と弁論を主導する幹事弁護人を務める。

被訴追者の立場である盧大統領の弁護団は7、8人で構成されるとみられている。弾劾審判の過程で激しい法理論争が予想されるだけに、著名な法曹界長老よりは緻密な論理を広げられる中堅法曹人で構成するというのが大統領府側の考えだ。弁論費用は盧大統領の個人費用から充てられると見られている。明確な規定はないが大統領府の予算で充てるのは難しいという判断からだ。

民情首席秘書官室も弁論に直接乗り出すことはなく、盧大統領にアドバイスする程度での支援をする計画だ。弾劾審判の過程で盧大統領が直接出席して自ら弁論に出るかどうかは不透明だ。大統領府の主要関係者は、「参謀の立場からは大統領の直接出席を申し立てるのは難しい。これは全面的に大統領本人の意思にかかっている」と説明した。



金正勳  jnghn@donga.com