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北朝鮮とミャンマーが「核協力」?

Posted February. 10, 2004 23:01,   

北朝鮮とミャンマー間の「核協力」の可能性が提起されている。ルガー米上院・外交委員長のルース補佐官は9日、北朝鮮とミャンマーが核技術で協力している可能性について警告し、米国が「特別な関心」を示さなければならないと強調した。

ルース補佐官は同日、アジア地域と関連したルガー委員長の主な関心事の一つだとして同問題に触れ、「北朝鮮が核技術をミャンマーの軍事政権に提供していているかどうか、ミャンマーが建設中の核原子炉はどういう状況なのかなどを調べなければならない」と話した。

これに先立ち、香港の経済週刊誌『ファー・イースタン・エコノミック・レビュー』は昨年11月、北朝鮮がヘロインを得る見返りにミャンマーに新型兵器を提供したり輸出する計画だと報じるなかで北朝鮮の核技術と関連部品がミャンマーに供与された可能性を提起した。

ミャンマー政府は昨年末、北朝鮮からミサイルや核技術を搬入しているとの疑惑を否認している。一方、バウチャー米国務省報道官は9日の論評を通じて「ミャンマーが核やミサイル、または他の技術を北朝鮮から獲得しようとしたり、北朝鮮がそうした兵器と技術を提供しようとする試みは、米国が同地域で追求しようとしている事態の進展と、正面からぶつかることになる」と話した。