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モスクワで地下鉄爆発テロ、30人以上死亡

モスクワで地下鉄爆発テロ、30人以上死亡

Posted February. 06, 2004 23:04,   

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ロシア・モスクワの地下鉄で、6日午前自爆テロとみられる爆発が起き、少なくとも30人あまりが死亡し、350人あまりが負傷したと、ロシアの民営NTVが報じた。放送は「負傷者の多数が重症であるため、死亡者数は100人以上になるものと予想される」と伝えた。

ロシアの非常対策部によると、午前8時40分(韓国時間午後2時40分)モスクワ中心部のパベルツカヤ駅とアフトザボツカヤ駅の間で、先頭から2両目の車内で爆発が発生した。事故当時はラッシュアワーで、この地下鉄には1500人あまりの乗客が乗っていたものとされる。目撃者たちは「電車が駅を出発し、500mほど走ったところで、大きな爆発音とともに炎上し、地下トンネルが煙で充満していた」と伝えた。電車は、爆発後にも300mくらいさらに走った。

現場には50台の救急車と救助隊が到着し、700人あまりを救出した。警察は、新たな爆発の可能性に備え、近隣地下鉄駅を閉鎖し、市民たちを避難させており、モスクワ市内の主な病院は負傷者を受け入れるため非常勤務に入った。

官営のノボスティ通信は、ロシア連邦保安省関係者の話として「チェチェン反軍の自爆テロだと、プーチン大統領に報告した」と伝えた。保安当局は「爆発物が、TNT2kg相当の威力を持っていた」と分析した。ロシア当局は最近、チェチェン近くで爆弾テロが相次いで発生し、モスクワなどにテロ警戒令を出している。



金起顯 kimkihy@donga.com