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鄭東泳議員、ヨルリン・ウリ党党首に 政界の世代交代に拍車

鄭東泳議員、ヨルリン・ウリ党党首に 政界の世代交代に拍車

Posted January. 11, 2004 23:38,   

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鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員が11日、ヨルリン・ウリ党の臨時全党大会で党代表格の常任中央委員会議長に選出された。

鄭候補は同日、ソウル松坡区(ソンパグ)のオリンピック公園フェンシング競技場で行われたウリ党議長および常任中央委員選挙の結果、全体有効投票数1万6676票のうち5307票(31.8%)を獲得し、2817票獲得にとどまった辛基南(シン・ギナム)候補を2490票差で下して1位となった。同日の投票は1人2票の方式で行われた。

鄭議長は今年51歳。1974年に47歳で新民党総裁に選出された金泳三(キム・ヨンサム)元大統領に次ぎ、主要政党のトップでは二番目に若い年だ。このため、政界全体の世代交代に拍車がかかり、各党によるニューフェースを取り込むための競争もいっそう激しさを増していく見通しだ。

同日、李富榮(イ・ブヨン)、金正吉(キム・ジョンギル)、李美卿(イ・ミギョン)候補はそれぞれ2143票、1741票、1695票を獲得し、3、4、5位で常任中央委員に選ばれた。

張永達(チャン・ヨンダル)、許雲那(ホ・ウンナ)、柳在乾(ユ・ジェゴン)候補はそれぞれ1092、1073、808票を獲得し、中央委員入りに失敗した。

鄭議長は同日の受諾演説で「4月の総選挙で旧態の政治、腐敗政治を清算し、ウリ党の支持率を1位に引き上げたい。そのために革新的な指導部を組織し、既成政治家の既得権放棄と専門性を備えた新しい人物の公認を実現する」と話した。

鄭議長はまた、「野党3党が既得権に執着して壁にぶつかっている政治改革を、背水の陣で貫いていく。党内部でも党員が中心になる参加型政党にするために徹底的なボトムアップ方式で選出した選挙人団による国民公認権の時代を切り開いていきたい」と約束した。

鄭議長は、これとともに「国民生活の向上に集中する経済政党、雇用創出や投資活性化に努める現場政党、「モンゴル騎兵」のようなスピード政党、国民の幸せな暮らしを保障する力強い与党を作りたい」と強調した。党議長および中央常任委員の任期は2年だ。

一方、ウリ党は新指導部の発足に合わせ、近く党組織の再編を行う予定だ。指名職の常任中央委員2席は、外部の人物のために空席にしておくことにした。

鄭議長の側近らは同日緊急会合を開き、「改革派の総選挙指導部」の構成と不正疑惑のある人物の公認排除の原則を再度確認した模様だ。



朴成遠 swpark@donga.com