政府はイラク追加派兵規模を「3000人±500人」ラインと定め、戦闘兵と非戦闘兵の混成部隊を編成する方針を立てたことが、2日明らかになった。
政府は同立場を米国に伝えるために、李秀赫(イ・スヒョク)外交通商部次官補、車栄九(チャ・ヨング)国防部政策室長、徐柱錫(ソ・ジュソク)国家安全保障会議(NSC)戦略企画室長を代表とする対米派兵協議団を4日、ワシントンに送ることにした。
政府のある高官は、「最近、李鍾奭(イ・ジョンソク)NSC事務次長が2000〜3000人の派兵規模を言及したのは、一朝一夕に決まったことではなく、政府省庁間の調整を経たものだ」とこのように語った。
これは、尹永寛(ユン・ヨングァン)外交部長官が最近の記者会見で、李次長の言及について「政府間で協議したことはない」と言ったことに相反する。特に政府が出した派兵規模は、先月18日にイラク派兵を決定した当時取り上げられた5000〜1万人規模に比べて大幅に縮小したもので、派兵規模をめぐる米国との交渉がどのような結論となるか注目される。
派兵協議団は、韓米年例安保協議会(SCM)準備会議の出席者だけでなく、米国の関係者にも会って、派兵部隊の規模や時期、性格などを協議する方針だ。
李次官補は同日、外交部庁舍で記者会見を開き、「イラク派兵規模の性格と形態については検討中だ」としながらも、「政府は基本的に判断しているが、まだこれを明らかにすることはできない」と話した。
政府は、派兵協議団と米国側との協議の結果や、2次イラク政府合同調査団の調査結果などを基に派兵問題を確定し、17、18日にソウルで開かれるSCM会議でこれを米国側に最終報告する。
金影植 spear@donga.com






