北朝鮮と日本を行き交う非定期貨客船で北朝鮮の万景峰(マンギョンボン)号が、9日に予定された新潟への入港を突然取りやめた。
万景峰号の日本入港の手続きを引き受けている日本側の代理店は8日、万景峰号の船長から「元山(ウォンサン)港を出航しなかった」という通報を受けたことを明らかにした。日本政府も韓半島上空に浮かんでいる偵察衛星を通じて、万景峰号が出航していない事実を確認したという。
万景峰号が元山〜新潟港を運航するのに27時間がかかる点を勘案すれば、9日の新潟入港は取りやめになったものとみられるが、別の日にまた入港を試みるかについては知らされていない。
日本政府は、万景峰号がミサイル部品を運ぶという疑惑などが提起され、警察、税関、入国管理所、検疫所などの職員100人余りを動員して大掛かりの船上検査を実施すると警告した。
最初北朝鮮は、今回の万景峰号の運航を5ヵ月ぶりに再開することから、6月から10月まで合わせて10回追加して入港する計画だと、新潟市に知らせたことがある。
日本政府は、万景峰号の入港に備えて、新潟港周辺で24時間の警戒態勢を続けてきた。さらに7日には警察などを動員して船上検査の練習を実施した。
万景峰号は、金日成(キム・イルソン)首席の80回目の誕生日を迎え、在日朝鮮総連係企業家などの資金で制作された定員300人の貨客船で、去年には21回新潟港を行き交い、8500人の乗客と3000トンの積み荷を運んだ。
朴元在 parkwj@donga.com






