ブッシュ米大統領は1日、中国の胡錦涛・国家主席が伝えた北朝鮮側の、米国との2国間接触の要請を断ったと、米政府高官が明らかにした。
同高官は、G8(先進7ヵ国+ロシア)首脳会議が開かれているフランスのエビアンで別途開かれた米中首脳会談で、胡主席が2国間の接触を要請する北朝鮮の立場を伝えたが、ブッシュ大統領は「北朝鮮が我々と向かい合って何かを言うことができるが、これは必ず多国間協議の枠組みで行われなければならない」と答えた。
一方、胡主席とフランスのシラク大統領も首脳会談を開き、北朝鮮の核兵器計画が世界の平和と安定に脅威となっており、非常に憂慮されるという点で認識を一致させ、北朝鮮の核問題の平和的解決を求めた。
一方、ウルフォウィッツ米国防副長官が先月31日にシンガポールで開かれた年例アジア安全保障会議(ASC)で、「北朝鮮が生存を望むなら、25年前に中国が行った改革を学ばなければならない」と強調したことと関連して、米国のLAタイムズは、「ブッシュ政権は、北朝鮮が核の野望をあきらめる場合、金正日(キム・ジョンイル)総書記を排除しないというメッセージを伝えたようだ」と分析した。
ウルフォウィッツ副長官は同日の演説で、「25年前に頳小平のもとで、中国は失敗した共産主義体制がどのようにすれば崩壊せずに改革を遂行できるかを示した。これは北朝鮮にモデルになる」と語った。
李基洪 sechepa@donga.com






