戦争の渦中で無法地帯となったイラクでの内戦の可能性への懸念の声が高まっている。
エジプトのムバラク大統領は、米英がイラクの法秩序を回復させ、速やかに新政府を発足させなければ、内戦が起こる可能性が高いと、12日に警告した。
ムバラク大統領は、与党国民民主党の幹部らとの非公開会議で、フセイン政権を転覆させた連合軍が「イスラム教スンニ派やシーア派、クルド族などの宗派や部族間の対立を放置する場合、内戦に飛び火する可能性がある。速やかな連立内閣の構成が安定を回復する道だ」と強調した。
これに先立ち、イラクの主要反体制団体の「イラクにおけるイスラム革命最高会議(SAIRI)」は、10日、米国のイラク軍政実施の方針に対する反対の立場を表明し、米国がこれを強行する場合、内戦が触発されると警告している。
SAIRIのアル・ハキム議長は、同日、国営イラン通信(IRNA)との会見で「SAIRIは、イラク国民が投票を通じて国家の未来を決定することを待つ。米政府がイラクに軍司令部を設立して軍政を実施する方針に固執する場合、内戦が勃発するだろう」と語った。
金正眼 credo@donga.com






