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ソウル大学が地方出身者配慮の選考採択へ

Posted April. 04, 2003 22:18,   

ソウル大学は入学者の地域別不均衡問題を解決するために、現在の高校2年生が受験する2005年度大学入試から、定員全体の2割を、随時募集を通じて内申成績を中心に選抜する、「地域均衡先発選考制度」を導入することにした。

また、定員全体の1割を数学・科学試験大会の入賞者など、特定分野の優秀な人材から選ぶ「特技者選考」が新設される。

ソウル大学は4日、このような内容を柱とする05年度の大学入試選考の基本方向を発表し、具体的な施行策は9月頃発表するとした。

▲地域均衡選抜選考〓ソウル大学は鄭雲燦(ジョン・ウンチャン)学長の任期内に導入すると発表した「地域割り当て制」が、学力低下を招く恐れがあるという教授たちの反対と、ソウルなどの大都市の学生たちが逆差別されかねないという指摘が出ていることから、地域均衡発展選考を導入することにした。

この制度は、内申成績を中心に、志願者の出身地域と家庭環境など、学業の背景を考慮して選抜するもので、これまでソウル大学への入学が厳しかった市郡単位の地域の学生たちが、現在よりは有利になるとみられる。

ソウル大学は、「内申成績の反映の割合が高くなれば、結果的に地方出身の高校生の入学が増え、地域間の不均衡の解消に役に立つ」とし、「平年の入試資料でシミュレーションを行った結果、ソウル地域の学生の割合が40%から28%に減った」と述べた。

▲どう選抜するか〓随時募集(定員の30%)と定時募集(70%)で選抜するという大きな枠組みは維持するが、随時募集は、「地域均衡先発選考」(20%)と「特技者先発選考」(10%)に分けて実施する。

定時募集では、推薦書と自己紹介書制度を廃止したり簡略化し、客観的な習熟度を示す選考要素の活用を増やす。

ソウル大学は、定員全体の3%を定員外から選抜する農漁村特別選考については、選考方法を再検討して、地域均衡選抜選考でもソウル大に入学できない地域の学生たちを優先的に選抜することにした。

▲現場の反応〓地方の大多数の教師は、新制度が発展の遅れている地域の学生のソウル大への進学を増やす効果をもたらすと期待している。

慶尚南道(キョンサンナンド)晉州(ジンジュ)高校の朴ヒョン教諭は、「地方の学生たちは、情報に詳しくなく、表現力も不足しているため、深層面接では不利だ。内申成績だけで20%を選抜すれば、地方出身の学生が合格する可能性が高まるだろう」と話した。

高麗(コリョ)学力評価研究所のユ・ビョンファ評価室長は、「地域均衡選抜選考は、内申成績、特技者選考は入賞経歴などの審査書類、定時募集は修学能力試験(日本のセンター試験に該当)と小論文が当落を握る鍵になる」とし、「しかし、学校で内申成績の偽造事件が起きていることを考慮すれば、学生記録の公正な管理が重要になるだろう」と述べた。



buddy@donga.com