Go to contents

[書評] あれ?モナ・リザが妊娠?

Posted January. 24, 2003 22:46,   

モナ・リザ/ドナルド・サスン作/ユン・ギルスン訳/496ページ/1万8000ウォン/ヘネム出版社

年齢497歳(推定)。「着床」から計算すると500年。確かに若くはないが、彼女は今も美の象徴として人気絶頂だ。

曲折がなかったわけではない。ルーヴル博物館に居所を定めた後、故国のイタリアに誘拐されたり(1911年)、投げられた石に肘を打たれたり(1956年)、国賓扱いされながら米国や日本などを旅行したこともある。

画家と作家たちの作り出した想像力の産物まで加えると、「彼女」はもっともっと波乱万丈の一生を送った。ほかの絵に「カメオ」として出演したり、「びっくり妊娠」をしたりもした。その結果、名声はさらに高まって、2000年にルーヴル博物館の案内所が受けた質問の中で最も多かったのは、「ラ・ジョコンダ(モナ・リザのフランス語題名)はどこですか」だった。

本書は、創作の経緯と大衆の反応、他のジャンルの芸術作品に変形される過程など、「彼女のすべて」を描いている。オスカ・ワイルドとサマセット・モームが小説の中に呼び込んだ彼女、ナット・キング・コールとボブ・ディラン、エルトン・ジョンが歌の中に登場させた「彼女」にも会える。

ルーヴル博物館は、制作着手500年目を記念して、今年から彼女に一人部屋を提供する、と発表した。



劉潤鐘 gustav@donga.com