
第16代大統領選挙の投票が終った19日午後、KBS(韓国放送公社)、MBC(文化放送)、SBS(ソウル放送)など、地上波放送局3社は一斉に投票者出口調査結果を発表する。
また、早ければ夜8〜9時頃、各放送局では、予測システムを通じて事実上の「当選確定」を先を争って宣言する構えだ。放送局は、当選確定の早期宣言が開票放送の勝負を分けるとして、これまでの独自の世論調査と投票日当日の出口調査の精密分析に万全の準備を整えている。
とくに、今年は1997年の第15代大統領選挙とは違って、「電子開票機」の導入で、開票がはるかに早くなったため、各放送局は「当選確定宣言」競争はさらに激しくなる見通しだ。今年は、中央選挙管理委員会が電子開票機で集計されたデータ—を各放送局へリアルタイムで伝えるため、従来のように集計における放送局別の違いがなくなる。
各放送局はまた、午後4〜5時に始まる開票放送の差別化をはかるため、先端技術と芸能人を動員して「グランドショー」に仕立てる計画だ。
KBSは午後5時に開票放送を始め、ホン・ギソプ、イ・ギュウォン、キム・ジュンソク、ファン・スギョンアナウンサーが担当する。MBCは、午後4時から「ニュースデスク」のオム・ギヨンアナウンサーが単独で、SBSは4時半からユ・ザヒョ、イ・ヨンチュン、キム・ソンジュン、チョン・ジヨンアナウンサーが担当する。






