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李ジンテク、男子高跳び2連覇、アジア大会

李ジンテク、男子高跳び2連覇、アジア大会

Posted October. 10, 2002 22:35,   

30代に入ったが、李ジンテク(大丘市役所)の技量は衰えていない。

98年バンコック大会チャンピオンの李は10日、釜山(プサン)アジア—ド競技場で行われた男子高跳び決勝で、2メートル23をクリアして優勝した。これで李は、アジア大会2連覇を果たし、94年広島大会で獲得した銀メダルまで合わせると、アジア大会だけで金2、銀2を獲得したことになる。

一緒に出場した金テフェ(29、旌善郡役所)も2メートル19をマークしてワンズズ、チュイカイ(ともに中国)とともに銀メダルを獲得して陸上関係者を喜ばせた。

李ジンテクは初めから感じがよかった。一回目で失敗すれば成績がよくないのが、彼のジンクス。初めて2メートル15を軽くクリアした瞬間、李はもう金メダルを確信していた。

李は2メートル19と、2メートル23も1回目で軽く跳んで挑戦者たちを振り切った。しかし、金メダルが確定して緊張が緩んだのか、続いてトライした2メートル27は失敗した。韓国記録は自分が保有している2メートル34.

李は2000年シドニー五輪で予選脱落した後、しばらくスランプに陥っていた。このため、使えない選手という言葉すら聞いた。しかし、この日の優勝で李はこれからも当分はアジアトップを維持するものとみられる。

李は今大会を控えて去年末、ニュージランドでの厳しい訓練で体力を補強した。また精密分析を通じて助走を変えたのが効を奏した。李は「一時は引退までも考えていたが、最後まであきらめなかった。自分自身との戦いで勝ったのがアジア大会2連覇よりも大きな所得だ」と述べた。

李は女子高跳び選手で今大会に出場した金ミオク(27・ソウル陸上競技連盟)と12日、結婚式を挙げる。



梁鍾久 yjongk@dogna.com