パウエル米国務長官は8日「ブッシュ大統領は国連の決定と関係なく、イラクに対する軍事攻撃に乗り出せる」と明らかにした。
パウエル長官は、フォックスニュースとの会見で「ブッシュ大統領は、国家防衛に向けて一方的な行動も適切となり得るということを含め、すべての権限と選択肢を保有している」とし、このように明らかにした。
これまでイラク問題の外交的解決を強調してきたパウエル長官のこのような発言は、イラクに対する一方的な先制攻撃の可能性を示唆したもので、ブッシュ政権内の混乱をもたらした対イラク戦略が、強硬な方向に進んでいるという観測を生んでいる。
チェイニー副大統領も同日、NBC放送との会見で「ブッシュ大統領がイラクの脅威に断固として対処することを疑ってはいけない。彼は必要な行動ならいかなることでも行なう」とし、遅くとも来月までにイラクへの攻撃に対する議会の支持決意を期待するとつけ加えた。
一方、英国のタイムズ紙は同日「ブッシュ大統領は12日の国連総会の演説を通じて、イラクに対し兵器視察団を受け入れる4〜6週の最終時限を提示し、大量破壊兵器を解体するのに6カ月の追加時間を与えると思われる。これはイラクへの最後の機会だ」と報じた。
韓起興 eligius@donga.com






