カメラを搭載した携帯電話(カメラフォン)市場で、競争が本格化している。
通信業界によると、最近カメラフォンの新製品が次々と登場する一方、関連コンテンツが増えるにつれ、カメラフォンがこれまでののカラー端末を抜いて、端末市場の主力製品として急浮上している。
今年上半期の販売量が40万台余りに過ぎなかった市場規模もさらに拡大して、年末までに150万台以上の売行きを見込んでいる。
カメラフォンは、携帯電話の中に内臓したデジタルカメラで写真を撮り、貯蔵と伝送ができる複合機能をもつ端末。携帯電話の流行をリードしている新世代に人気が高い。このため補助金の支給中止で冷え込んでいる端末市場に、活力を吹き込むものと期待が高まっている。
市場調査会社のストラテージ・アナリスティックスは「カメラフォンは携帯電話の交替を促しており、世界のカメラフォン市場規模は2002年の1600万台から、2007年には1億4700万台に急増する」としている。
三星(サムスン)電子は、動画と静止画が撮影できる「IMT−2000フォン」(SCH−300)を、26日から販売する。11万画素(電子画像の輝度を表す最小単位)級デジタルカメラの方向を180度までコントロールでき、さまざまな角度の映像が得られる製品である。最高2.4Mbpsの速度でデータのやり取りができる第3世代携帯電話(CDMA2000 1xEV−DO)方式。
LG電子は三星電子に先駆けて、液晶画面を270度まで自由自在に回せるEV−DO方式のカメラフォン(LG−KH5000)を披露した。11万画素級のデジタルカメラを内蔵した同製品は、液晶画面とふたの方向をひっくり返して使用できるユニークなデザインで人気を集めている。LG電子は、近日中にVOD機能と30万画素級のカメラを搭載した製品の市販も予定している。このほか、SKテレテク、セウォンテレコム、テルスン電子など中堅端末メーカーもカメラフォンの開発に乗り出した。
三星電子の金ウンソプ専務は「データの伝送速度が画期的に改善されたEV−DO方式のサービスが登場したことで、カメラを内蔵した端末が、携帯電話加入者の必需品として定着する見通しだ」と語った。
金泰韓 freewill@donga.com






