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兵風政局、緊張高まる

Posted August. 23, 2002 22:05,   

野党ハンナラ党が23日、「兵風企画捜査」や検察人事に関連して、金正吉(キム・ジョンギル)法務部長官に対する解任決議案を提出したのに対し、与党民主党はこれを「国政混乱行為」であると反発するなど、両党が真っ向から衝突する様相を呈している。

ハンナラ党は同日、所属議員139人全員の名で提出した金長官解任決議案の「提案理由」で「金長官は、朴栄琯(パク・ヨングァン)ソウル地検特捜1部長を交代させるべきであるという検察内の世論を無視し、検察の適法性と公正性に害を与えた」と主張している。

ハンナラ党はさらに、国会で議員総会を開いた後、徐清源(ソ・チョンウォン)代表ら所属議員と党幹部の約300人が、大統領府の前で兵風捜査の不当性を主張して、抗議デモを行なった。

ハンナラ党は抗議デモの後「金大中(キム・デジュン)大統領への公開要求書」を発表し「兵風事件が政治工作であることを認めて国民の前で謝罪し、兵風事件を『背後操縦』した朴智元(パク・チウォン)大統領秘書室長を解任すべきだ」とする6項目を要求した。

ハンナラ党の南景弼(ナム・ギョンピル)スポークスマンは声明で「今回の検察人事は、大統領の次男、金弘業(キム・ホンオプ)氏の捜査検事に対して昇進からはずすなどの報復を行ったのに対し、特定地域出身者が要職を独占するなど、大統領選挙を前に検察掌握の意図を明らかにした強引な人事だった」と述べた。

これに対して民主党は、兵役不正疑惑の真相究明に向けた「1000万人署名運動」を加速化させる一方、解任決議案の成立を総力をあげて阻止するなど、ハンナラ党に対する攻勢を強めた。

民主党はまた、ハンナラ党が22日と23日に検察庁舎と大統領府の前で行ったデモは集会の届けもださない不法集会であると非難し、ハンナラ党を集会とデモに関する法律違反の容疑で警察に告発することにした。

民主党の李洛淵(イ・ナグヨン)スポークスマンは「出身地がどこかという理由が解任の理由になるということは、初めて耳にすることだ。ハンナラ党が強引な主張とうそを並べたてて解任案を提出したことは、兵役不正と隠ぺい疑惑という問題の本質をあいまいにし、国民の関心をほかに向けさせるためのものだ」と指摘した。

一方、国会法司委員会は同日、金正吉長官も出席した全体会議を開き、検察人事の公正問題などをめぐって攻防を繰り広げた。



ysmo@donga.com