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安貞桓、いったんペルージャへ復帰見通し

Posted July. 30, 2002 23:28,   

「指輪の帝王」安貞桓(アン・ジョンファン)が「イタリアのペルージャにいったん復帰してから他のチームへ移籍」の手順でペルージャとの紛争を解決する見通しだ。

安貞桓と彼のマネージメント社・イープレーヤーは30日坡州(パジュ)国家代表トレーニングセンターで記者会見を開いた。同日の記者会見で安貞桓は「ペルージャとの交渉を通じて、僕が望んでいるチームに送ってくれるという返事が得られれば、ペルージャの所属だということを認め。ただペルージャに合流して訓練する考えはまったくない。チームが決まり次第、出国したい」と述べた。

安貞桓は「イングランドチームへの移籍を望んでおり、すでに英国当局に就業の許可書を申し込んでいるが、移籍の最優先条件は国家あるいは年俸に関係なく、主戦でプレーできるチームだ」と述べた。彼はまた「十分な個人訓練をしてきたため、どのチームに行ってもチームの戦術に速く適応できると思う。今回を通じて、すべての紛争が解決されてほしい」と心境を打ち明けた。

これに先立って、イープレーヤーは、「ペルージャから釜山(プサン)アイコンズに支払うことにした移籍料160万ドルを即刻支払う用意があるという答えを得た」と発表した。イープレーヤーのアン・ゾンボク社長は「交渉の結果がまだ出てないが、慣例からみて、ペルージャでは、すでに安貞桓を移籍させるチームを決めていると思う」と述べた。したがって、安社長らはまもなくイタリアに向かって、ペルージャとの交渉に臨む予定だ。

安貞桓に対するペルージャの所属権主張が不当だと主張し続けてきた安貞桓側が態度を変えたのは、訴訟が長引く場合、次のシーズンを逃しかねないうえ、ペルージャが年棒の再交渉を提案してくるなど積極的に「安貞桓取り」に乗り出したためとされている。



朱性元 swon@donga.com